長岡京市・向日市・大山崎町にお住まいで、テレビが映らない、アンテナが傾いてきた、といったお困りごとはありませんか。この2市1町からなる乙訓(おとくに)エリアは、京都府のなかでもコンパクトな地域ですが、西山の山際と平坦な市街地とで、アンテナの受信環境が変わってきます。この記事では、京都のアンテナ修理を手がけるプロが、乙訓エリアの電波事情と、修理・交換を考えるときのポイントを解説します。
乙訓エリア(長岡京市・向日市・大山崎町)はどんな地域?
京都府がまとめている統計によると、乙訓地域は向日市・長岡京市・大山崎町で構成され、面積は合計32.86平方キロメートル。京都府全体(4,612.21平方キロメートル)の約0.7パーセントにあたります。一方で、2020年の国勢調査による人口は約15万3千人で、京都府の人口のおよそ6パーセントがこの地域で暮らしています。
狭い範囲に住宅が集まり、しかも山地と市街地がすぐ隣り合っている——これが乙訓エリアの大きな特徴です。同じ市内・町内でも、お住まいの場所によってアンテナの受信状況に差が出やすい地域といえます。
乙訓エリアの電波事情を市町別に見る
長岡京市|西山の山際と、平坦な市街地
長岡京市が公表している地勢のデータでは、市の総面積19.17平方キロメートルのうち約65パーセントが可住地の平たん部で、残りは西山山地とされています。海抜は最高490メートル、最低10メートルと市内でも高低差があります。
平坦な市街地と、西山を背にした山際とでは、電波の届き方が同じとは限りません。山にさえぎられる立地では受信レベルが下がりやすく、隣の家では問題なく映っているのに自宅だけ映りが悪い、というご相談につながることがあります。
向日市|住宅と交通が密集するコンパクトな市街地
向日市の市域面積は7.72平方キロメートル。市の公式サイトでは、西日本の市では一番小さく、全国の市でも蕨市・狛江市に次いで三番目に小さい市と説明されています。西部一帯には標高35メートルから80メートルの丘陵が南北に横たわり、東部は平坦で、東西約1.2キロメートルの間に東海道本線・東海道新幹線・阪急電車・名神高速道路・国道171号が集中して通っています。
▶ 建物が近いエリアで起こりやすいこと
住宅や建物が近接する市街地では、周囲の建て替えや新しい建物によって、これまで届いていた電波がさえぎられることがあります。「引っ越してきてからずっと映っていたのに、最近になって特定のチャンネルだけ乱れる」という場合、機器の劣化だけでなく、周辺環境の変化が関係していることもあります。
大山崎町|天王山の山裾、大阪府との境
大山崎町の町域は5.97平方キロメートルで、町の公式サイトでは京都府内の市町村で最小と紹介されています。京都盆地の南西端にあたり、東は京都市、北は長岡京市、南は桂川・淀川を隔てて八幡市と向かい合い、西は天王山を背に大阪府島本町と接しています。海抜は最高270.4メートルです。
山裾で、しかも府県境にあたる立地では、どの方向にアンテナを向けるのが最適かが、番地単位で変わることがあります。カタログ上の受信エリアだけで判断せず、現地で実際に受信レベルを測って決めることが大切です。
こんな症状が出たら点検のサインです
次のような症状は、アンテナ本体や周辺機器の不具合が疑われます。テレビがまったく映らない、画面にE201・E202などのエラーが出る、画面が四角く乱れる(ブロックノイズ)、特定のチャンネルだけ映りが悪い、雨や風の強い日だけ映らなくなる、屋根の上のアンテナが明らかに傾いている——こうしたときは、早めの点検をおすすめします。
症状ごとの詳しい対処法は、テレビが急に映らなくなったときの対処法やテレビのエラーコードE201・E202・E203の対処法でも解説しています。まずはご自宅でできる確認から試してみてください。
台風シーズン前に確認しておきたいこと
夏から秋にかけては、台風や強風でアンテナの向きがずれたり、支柱が傾いたりするご相談が増える時期です。設置から年数が経っているお宅では、風を受けたときに金具や支線が耐えられず、傾きにつながることがあります。台風や強風でアンテナが倒れたときの対処法もあわせてご覧ください。
屋根の上のアンテナを、ご自身で登って確認したり直したりするのは大変危険です。転落の危険があるため、傾きや異変に気づいたら、地上から様子を見るにとどめ、専門の業者にご相談ください。
乙訓エリアでの修理・交換の考え方
アンテナの種類は受信環境しだい
屋根の上に立てる八木式アンテナのほか、壁面に取り付けるデザインアンテナという選択肢もあります。デザインアンテナは外観がすっきりする一方、受信できる電波の強さによっては設置が難しい場合もあるため、現地での確認が欠かせません。両者の違いはデザインアンテナと八木式アンテナの違いで比較しています。電波が弱い立地では、ブースターで受信レベルを補う方法もあります。
費用の目安
費用の目安は、アンテナ修理が9,000円〜(税込)、アンテナ交換が27,000円〜(税込)、デザインアンテナがホワイト22,000円・他色25,000円(税込)、ブースターの設置・交換が25,000円〜(税込)です。詳しくは料金表をご確認ください。お伺いできる地域は対応エリアのページに掲載しています。京都市に隣接する乙訓エリアは、京都市右京区・西京区とも地形の条件が似ており、あわせてご覧いただくと参考になります。
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